アンチ機能は、広告や追跡のように、ユーザーよりも作者の利益のためにスクリプトに追加されています。アンチ機能を含むスクリプトは Greasy Fork の規則に従って利用できますが、スクリプトのメタデータ部分で @antifeature
として示される必要があります。こうすることでユーザーはインストール前に、アンチ機能を把握できます。
アンチ機能は、スクリプトのメタキーで @antifeature type description
。 type :種類は必須、 description :説明は任意です。
このページでは Greasy Fork で許可されている @antifeature
の種類を説明します。ほかの種類も使用できることがありますが、アンチ機能は、Greasy Fork の規則に反してはいけません。
@antifeature ads
スクリプトは、ユーザーが訪れるページに広告を追加します。
以下の例ではこのメタキーは不要です。@antifeature ads
:
- 広告を表示しているサイトに対するスクリプト。
- そのスクリプトと統合されたときに機能を提供する、広告を含むサイトへとユーザーをリンクや他の方法で転送するスクリプト。
- スクリプトの作者のホームページ、コード保管所、Discord、WeChatなどの宣伝
@antifeature membership
完全な機能にするには、ユーザーはチャンネル登録、グループへの参加、ページへの「いいね」を必要とするスクリプト。
以下の例ではこのメタキーは不要です。 @antifeature membership
:
- あるサイトのログインに対するスクリプトだが、スクリプト自体はログインを必要としない。
- 会員登録が必要なプラットフォームでサポートが提供され、サポートはユーザーが完全な機能を得るために必要ではない。
- スクリプトの機能への影響がない、作者のチャンネル、グループ、ページなどへのリンク。
@antifeature miner
ユーザーのリソースを使って、暗号通貨の採掘など、スクリプトの作者のためにユーザーのリソースを使うコードがスクリプトに含まれている。
@antifeature payment
完全な機能にするには、スクリプト作者へユーザーが支払うことが必要となるスクリプト。
以下の例ではこのメタキーは不要です。 @antifeature payment
:
- 支払いが必要なサイトに対するスクリプトだが、スクリプト自体への支払いは不要。
- スクリプトが寄付を求めていて、寄付によって追加の機能の使用を解除する。
@antifeature referral-link
The script performs some action that earns the author commission on purchases. This includes the script containing referral/affiliate links, rewriting existing links to be referral/affiliate links, or providing coupon codes that earn the script author commission.
スクリプトは、ページからの購入時に作者が手数料を得るための何らかの操作を実行します。スクリプトの作者が手数料を得るような、紹介/アフィリエイトのリンクが含まれている、既存のリンクを紹介/アフィリエイトのリンクに書き換える、またはクーポンコードを提供する操作がそのスクリプトに含まれている。@antifeature tracking
スクリプトに、ユーザーの活動を追跡するコードが含まれている。Google アナリティクスやユーザーの活動をスクリプトの作者に報告するような、独自の追跡コードが含まれます。